1. トップページ > 
  2. 介護Q&A > 
  3. 自分は大丈夫?高齢者が被害にあう詐欺手口

自分は大丈夫?高齢者が被害にあう詐欺手口

Q,老後が心配です。近年増えている詐欺の被害にあわないために対策できることはありますか?

A,詐欺の被害にあわないためにも、どのような詐欺があるのかを理解し、事前に知識を身に着けておきましょう。

近年増加傾向にある詐欺。ある日その電話はかかってきます。『オレオレ詐欺』『預貯金詐欺』『還付金詐欺』や昨今では新型コロナウィルスが猛威を振るう中、この騒動を利用したコロナ・ネット詐欺が多発しているのが現状です。

警察庁は公表している詐欺被害は下記の通り、年々増加しています。また、年齢別にみると65歳以上の高齢者が全体の65%、オレオレ詐欺では84.3%を占め、特に80歳前後の被害件数が多いことが明らかです。
【参照】
警察庁『令和元年における特殊詐欺認知・検挙状況等』

上記のように、詐欺が減ることは難しいのが現状です。
詐欺の被害にあわないためにも、どのような詐欺があるのかを理解し、事前に知識を身に着けておきましょう。

気を付けるべき詐欺の種類と方法

オレオレ詐欺

プルルルル…プルルルル…
自分『はい、もしもし。』
相手『オレオレ、オレオレ』
自分『〇〇さん?』
相手『そうそう、〇〇!!今、車で事故にあって相手に1000万円用意しろと言われて…』

親族になりきり、相手の信頼を得た上で多額の金額が必要だと危機感を感じさせ『何とかしてあげたい』『心配だ』という相手のやさしさ、不安からくる危機的心理を利用した悪質な手口の詐欺です。

オレオレ詐欺は詐欺の中でも被害額はさほど高くなくとも被害件数が最も多い手法です。

そんな簡単に引っかかるの?と感じた方も多いと思います。この詐欺の一番の要因は、『自分は大丈夫』と過信している点です。自分は大丈夫だからこそ、相手が名乗っていないにもかかわらず、相手が知り合いだと疑わず、信じてしまいます。

『何もかも疑え!!』とは言いませんが、一度冷静になり、相手が言っていることを繰り替えし考えてみることが大切です。

また、内容を一度紙に書き起こし、冷静に見返すことも必要です。老化と共に判断力が低下していることを自覚し、自分の判断が本当に正しいか、冷静に考えましょう。

架空請求詐欺

相手『先日登録いただいた●●の退会手続きがされておらず、継続月の5カ月分100,000円振り込んでください』
自分『そんなのに登録した覚え…』
相手『いえ、確かに△△様の名前でご登録いただいております。』

いかにも、ありそうな説明で相手を欺き、高額な額を請求してくる詐欺の手法です。老化と共に記憶力が低下しており、何に登録したか、何の手続きをしたか、確実でないが故に被害にあう方が多くいます。
また老化と共に判断力が低下しているが故に本当にそうなのかもしれないと思い込み、相手の指示通りに動く方が殆どです。
まずは何に登録したか、自分の個人情報を登録している先を事前にまとめておくことが大切です。

覚えのない会社名、サイト名などからの電話の場合、登録していませんと堂々とした態度で接しましょう。また、登録している証明となるものの提出を仰ぐことで、相手に騙されないぞ、という態度を示しましょう。

預貯金詐欺

相手『こちら●●警察署の△△と申します。あなたの口座から多額の金額が引き落とされる被害にあっています』
自分『え⁉どうしたらいいですか⁉』
相手『こちらで対処しますので、暗証番号を教えてください』

など相手が困っている状況を利用して、信頼のある人間であると装ってだます手法です。警察官や市役所職員など、信頼のある人間であると信じ込ませる悪質極まりない方法で、疑いにくく、引っかかりやすいのがこの詐欺です。

まず、警察の方がこのような電話をかけてくることはありません。そして、暗証番号を聞くことは絶対にありません。暗証番号は教えない、キャッシュカードは他人に渡さない、この2つが大切です。

人を信用することは大切ですが、お金に関すること、自分に関することは簡単に相手に教えてはいけません。もし、どうしても教えなきゃいけない場合は対面でなど、顔を合わせて相手を信頼した上で行いましょう。

融資保証金詐欺

相手『あなたに審査がない、簡単に受けられる、〇〇という融資のご提案が届いています。』
自分『本当ですか?ぜひお願いしたいです』
相手『融資を受けるにはまず、保証金の振り込みが必要です。保証金はたった△△円で大丈夫です』

お金に困っていると、とても魅力的な内容に感じませんか?『多額の融資が受けられます!!これだけの保証金で大丈夫です』などと、相手を誘惑するうたい文句で安心させ、保証金を請求する手法です。

後で多額なお金が入るからと保証金を安く提示し、金銭をだまし取る手法になります。

お金に関することでそんな都合のいい話はありません。『簡単に』『誰でも』このような、魅力を引き立てる文言で誘っている融資は一度疑いましょう。

中には、『震災の影響で売り上げが下がり、困っています。融資をお願いします』という広告で『何とかしてあげたい』『困っている人の手助けしたい』という優しい気持ちに付け込む手法も多数あります。

老化に伴い、判断力が低下しているからこそ、周りや信頼できる人に相談した上で判断することが大切です。

訪問販売詐欺

『こんなすごくいい商品がありますよ!!』
『不用品を買い取りにきました。高く買い取りますよ!!』
『リフォーム工事が必要です、安くやりますよ!!』

不必要なものを嘘の宣伝文句で効果がなくてもあるように思わせて購入させるのが一般的な手法です。

そのほかに、『不用品を買い取りに来ました。多額で買い取ります』といって貴金属製品をだましとる手法や『点検にきました』と来訪し、多額な契約を結ばされる点検商法など、様々な手法が増えています。

フェイストウフェイスだからこそ、安心感を誘い、嘘をついていない雰囲気を醸し出し、相手に断りにくくしています。帰ってくれない、脅されて仕方なく、犯罪に関わりそう、など相手に危機感を感じさせるのも訪問販売の特徴です。

訪問販売は詐欺ではありませんが、嘘の情報で商品を勧める、高額な額を請求する、購入するまで帰らず脅迫を行っているのは詐欺そのものです。

脅迫や身の危険を感じたら、『警察に連絡します』とその場ではっきり断言しましょう。

ですが、もし身の危険を感じたら、その場で一度購入するのも一つの手です。購入した場合、その日を含めて8日以内であればクーリング・オフができるためです。命より、大切なものはありません。

契約書面を受け取った日から、その日を含めて8日以内であれば契約の解除(クーリング・オフ)が可能です。クーリング・オフは消耗品などを除き、理由に関係なく行うことができます。
【参照】
独立行政法人 国民生活センター『クーリング・オフ』
上記で紹介した詐欺はごく一部にすぎません。

他にも昨今ではコロナの騒動に便乗したネット詐欺が多発しています。マスクの高額転売、公務員を装いもっともらしいことを公言し、多額な額をだまし取るなどです。昨今では給付金の申請を代行するという悪質な詐欺が急増しています。

詐欺の被害にあわないためにも、どのような詐欺があるのかを理解し、事前に知識を身に着けておきましょう。

不安や心配、危機感という人の弱い心理に付け込むのが詐欺です。そのような感情が湧いたときに、ためらうことなく共有し、相談できる環境を整えることを心掛けましょう。(別記事参照)
STOP!!詐欺被害!!今自分ができること
無料転職相談・問い合せ

Contactお問い合わせ

お気軽にお電話もしくは
メールでご連絡ください。
介護士専門のコンサルタントが
無料サポート致します。