1. トップページ > 
  2. 転職お役立ちコラム > 
  3. 介護職に多い人間関係の悩み。苦手な人との上手な付き合い方。

介護職に多い人間関係の悩み。苦手な人との上手な付き合い方。

介護職に多い人間関係の悩み。苦手な人との上手な付き合い方

介護職の人間関係に悩む女性職員

「職場に苦手な人がいる」、「どうしてもあの人とは合わない」など、介護の職場で人間関係に悩む人は少なくありません。

どのような仕事でも人間関係の悩みは付きものですが、介護職はとくに人と人との関係が深い仕事のため、それだけ対人関係のトラブルが起こりやすいといえるでしょう。

この記事では、介護の職場で人間関係に悩んでいる方に向けて、悩みを解消するヒントや、嫌いな人・苦手な人とうまく人間関係を築いていくコツをお伝えしたいと思います。

介護職の人間関係の悩みは2種類

介護職が抱える人間関係の悩みには、大きくわけて「職員間の人間関係」と「利用者との人間関係」の2種類があります。
それぞれの特徴をみていきましょう。

職員間の人間関係

介護の現場では職員同士で協力し合って行う仕事が多いため、職場の同僚や先輩との人間関係はとても重要です。職場の人と考え方や意見が違ったり、性格が合わなかったりすると、相手のやり方に不満を感じる、事あるごとに衝突するなど、日ごろから何かとストレスを溜め込むことになってしまいます。

また、介護の現場には幅広い年代の職員がいるため、世代間で価値観のちがいや意見の食い違いが生じることもめずらしくありません。仲間内でこのような摩擦が生じると、当然仕事にも影響を及ぼすため、働きづらく感じる人もいるでしょう。

さらに、介護職は女性の職員が多く、仲間割れや同僚の陰口が多いことも特徴のひとつといえます。自分は中立の立場をとっていても、他人同士のいざこざに巻き込まれて面倒な思いをすることも……。

介護の現場では、苦手な人や嫌いな人と一緒に仕事をする機会も多いです。そのため、人間関係の問題を抱えていると仕事自体を負担に感じてしまい、中には退職を考える人もいるかもしれません。

利用者との人間関係

介護職は利用者のお世話をする仕事のため、利用者との関係も大切です。ただ、こちらが誠意を込めて接しているつもりでも、相手によってはなかなか心を開いてくれないこともあります。

お互いの相性の問題や警戒心などから、時にははっきりとした理由もなく嫌われてしまい、理不尽な思いをすることもゼロではありません。

利用者に嫌われてしまうと、介護を拒否されたり、何かにつけてクレームを付けられたりすることもあり、職員にとっては大きなストレスになってしまいます。人間関係の悩みも「対利用者」となると、こちらがサービスを提供する側なだけに、ただただ我慢を強いられるケースも多く、悶々とした思いを引きずってしまう人もいるでしょう。

職場の人間関係を改善するコツとは?

対人トラブルは仕事にも悪影響を与えるため、職場ではできるだけ周囲の人と良好な関係を保つことが望ましいです。とはいえ、たとえ自分に非がなくても、なかなか思い通りに人間関係を築けないパターンもあるでしょう。

職場に苦手な人がいるとき、いったいどうすれば相手との人間関係を改善し、ストレスを減らすことができるのでしょうか。
ここでは、相手が職員の場合、利用者の場合それぞれの具体的な対策法を紹介しますので、できそうなことからぜひ試してみてください。

相手が職員の場合

【自分に問題がないか振り返ってみる】
もし相手の態度に違和感をもったら、まずは自分のとった言動を振り返って問題がなかったかよく考えてみることが大事です。何かきっかけになる原因が判明したら、次から改善するよう心がけましょう。もし自分に落ち度があれば、素直に謝る勇気も必要です。


【相手の良い面に目を向けてみる】
相手を嫌だと思うと、その人のマイナス面ばかりが目についてしまうものです。そんな時は、その人の優れている面や自分にはない長所に目を向けてみましょう。そうすることでその人の印象や見え方が変わり、わだかまりが薄れることもあります。


【仕事に差し支えない程度に距離を取る】
苦手な人とは、さりげなく距離をとるのがおすすめです。嫌がらせなどの実害がないのであれば、相手とは「仕事だけの付き合い」と割り切り、あまり深く悩まないようにしましょう。

人が集まれば、その中にはどうしても価値観の合わない人や相性の悪い人がいます。集団の中でうまくやっていくには、考え方・価値観の違いや、合わない人もいるという事実を受け入れることも大切です。

歩み寄る努力をしてもどうしてもそりが合わない場合は、無理して溝を埋めようとしても自分が苦しむだけです。勤務中以外はできるだけ相手と接する時間を減らし、必要以上に神経を消耗しないようにしましょう。


【イジメなど悪質なケースは一人で抱え込まない】
自分にだけキツく当たる人がいる、集団で無視をされるなど、理不尽な嫌がらせに対しては、なるべく早めに信頼できる人へ困っていることを伝えましょう。同僚や上司に悩みを相談することで、職場で具体的な対策がとられてトラブルが根本から解決されるケースもあります。

「自分ひとりが我慢すれば……」と、忍耐強くがんばってしまう人ほど、うつ病などの精神疾患にかかりやすいため要注意。誰かに悩みを打ち明けることで、自分の気持ちが整理できたりストレスが緩和されたりすることもあるため、くれぐれも一人で抱え込まないことが大切です。

相手が利用者の場合

【相手の気持ちに寄り添う】
利用者との関係に悩んでいる場合は、接し方を変えてみるのがおすすめです。ポイントは、「相手の気持ちに寄り添った声掛け」をすることです。

介護の仕事は時間との戦いになりがちなため、職員としてはどうしても決められた時間内に仕事をしなければ……という気負いがあるものです。そのような時、こちらの声掛けを無視されたり介護を拒否されたりすると、気持ちが焦ってイライラしてしまうこともあるでしょう。

でも、お互いの関係がギクシャクしている時は、利用者の協力が得づらいため、なかなか思うように仕事を進められません。

スムーズな介護のためには、こちらの事情よりもまずは利用者の気持ちを尊重することが重要です。とくに認知症の方に対しては、驚かせる・不安にさせる・追い詰めるような言動はNG。相手が矛盾することや筋の通らないことを言っても、真っ向から否定したりせず、まずはいったんその言葉を受け止めましょう。

そして、「なぜこのようなことを言うのだろうか?」と、言葉の背景に考えをめぐらせてみることが大切です。そのうえで利用者の気持ちに寄り添った声掛けをして自分は敵ではないことを示し、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。


※声掛けの例

■相手の表情が暗い時は?
「どこか痛むところはありませんか?」「なにか心配なことはありませんか?」など、相手を気遣う声掛けをする。人は、自分を心配してくれる相手には正直な思いを打ち明けやすい。

■入浴を嫌がる場合は?
「お風呂に入りましょう」ではなく、「からだをキレイにしましょうか」、「汗を流してさっぱりしましょうか」など、前向きになれそうな言葉をかける。

■介護拒否をする相手には?
無理強いはせず、「一緒に〇〇してみませんか?」、「少しだけ〇〇してみましょうか?」と、やわらかい誘いの言葉をかけてみる。または気分を変えるために、人を替える、時間を置く、場所を変えるなどして、再び声掛けをする。


【好かれている職員の接し方を学ぶ】
うまく行かない時は、成功例を参考にするのが早道です。接し方が難しいと感じる利用者がいたら、その利用者に好かれている職員が普段どのようにその方に接しているか、じっくり観察してみましょう。何か解決のヒントが見つかるかもしれません。


【過度に拒否がある場合は上司へ相談する】
特定の利用者からの当たりがひど過ぎる場合や、拒否が強い場合は、上司へ報告して対応を検討してもらいましょう。過度な拒否はケガなどの事故につながる可能性もあり、とても危険です。

また、事業所としては利用者に気分よく介護を受けてもらう配慮も必要なため、利用者が嫌がることは極力避けなければなりません。担当が代わるだけでスムーズに介助を受け入れてくれる場合も多いので、利用者との間のトラブルは、職場全体で臨機応変に対応していくのがベストです。
職場の人間関係の悩みは、本人にとっては深刻な問題です。
悩みを解消するためには、適度な割り切りも大事ですし、時には先輩や上司へ相談する必要もあるでしょう。
それでも解決が難しい場合は、転職をして職場を変えてみるのもひとつの手段です。
日々前向きな気持ちで働けるよう、自ら積極的に状況改善の道を探っていきましょう。
無料転職相談・問い合せ
就職祝い金プレゼント

Contactお問い合わせ

お気軽にお電話もしくは
メールでご連絡ください。
介護士専門のコンサルタントが
無料サポート致します。