1. トップページ > 
  2. 転職お役立ちコラム > 
  3. 飲食業から介護職に転職できる?

飲食業から介護職に転職できる?

飲食業から介護職に転職できる?

介護の仕事は体力面や給与面の問題からこれまでは敬遠されがちでした。

しかし、景気や社会の変化に影響を受けることなく、いつの時代も安定して働くことができる職種でもあります。

昨今では国が促進しているICTを積極的に導入、活用する事業所も多く、業務の簡素化や人手不足の解消が進んでいます。

給与面に関しても国による処遇改善が度々なされているので、介護職の給与は年々アップしています。

今後も国からの継続的な支援が見込める職種として捉えると、介護職への転職は安定収入を得るという意味で見通しは明るいでしょう。

■他職種からの転職は多い

介護職に転職しようかと迷っている人は多いと思いますが、実際の介護の現場では、介護福祉関連の学校を卒業した人の他に実に様々な職種から転職してきた人が多いです。

転職してくる人の年齢の幅も広く、前職を聞くと介護とは縁遠いことが多く本当に驚きます。

○多様な職種から介護職への転職の実体験

他の多様な職種から介護職に転職するということは、以前から多く見られていました。

経験をもとにお話しすると、一般事務職から介護職への転職経験があります。それは、就職氷河期に契約社員という不安定な立場で就職し、新卒でそのまま正社員の補助的な業務をしながら働き続けることに不安があったためです。

給与面はもちろんのこと有休や昇給、ボーナス、そしていつ仕事がなくなるかというたくさんの不安と隣り合わせでした。

そこで、それまでに全く縁がなく、体力を使う介護という仕事に不安はありましたが、正社員で働くことができる介護職の求人に思い切って応募したのです。

介護職で働き始めると、新たな喜びや発見が多く充実した毎日となりました。そして、介護保険法のもと安定して働くことができる体制が整えられている職場環境を得て、長く介護職として働くことになったのです。

介護職の仲間の前職は

転職して介護職に就いた私と一緒に働く仲間の前職も様々でした。旅館の厨房で働いた人や仲居さん、トラック運転手、元自衛官の人もいました。

旅館で働いたことのある人は仕事の手際や要領が良かったです。

トラック運転手の人は機械の操作や送迎、力仕事、歌も得意でした。

自衛官の人は綺麗好きで判断力、行動力が介護業務に活かされていました。

○飲食業の経験を介護現場でも生かそう

特に、経験上、飲食業から介護職に転職してきた人から学ぶことは多くありました。

例えば、食事の配膳の手際の良さや所作の美しさはよく真似たものです。

また、利用者との会話の糸口を見つけ話題を膨らませることなども上手な人が多く、いつも感心させられました。飲食業から転職した介護職の人は、利用者の個々の特徴や生活歴をよく捉え、心情に配慮しながら接していました。

人との関り方や表情、笑顔が自然で接遇の印象が良いので利用者だけではなくご家族様も心を開いてくれていました。

飲食業の経験を会話で生かす

飲食業から介護職に転職した人の強みは、人とのコミュニケーションが上手いということです。様々なお客様に接してきた経験を生かして、相手にあった会話や声がけが身についているのでしょう。

飲食業の経験から相手の変化に気が付く

飲食業から介護職に転職した人は「食」の面から相手の変化に気が付く機会も多いです。

単に食事の摂取量を記録するだけの介護ではなく、食事の内容や味、形態の違いによって利用者が好んで食べているのか、食べたくても食べることができないのかなどに気が回るのです。

気が付くことができれば介護職のみならず、栄養士や調理職、看護職などケアチームに情報提供ができます。ささいなことでも視点や観点が違うと、これまで以上に適切な食事提供ができるきっかけになります。時には病気の早期発見にも繋がることもあります。

■介護の仕事は専門知識とサービスの時代

介護の仕事はサービス業です。人と人との関りはAIの時代になっても、機械では補いきれないことばかりです。それは人と人とが関わる時は常に個人の人生、心と心が触れ合うことになるからです。

もちろん、そこには互いの感情があるので、お互いの気持ちや相手に与える印象がどうなのかが大切になります。

入浴や排泄のようなデリケートな面で利用者に関わることもある介護では、相手の心情を思いやり、サービス精神と真心のこもった対応が求められます。

介護の仕事は専門知識と気持ちのこもった対応の両方が必要なのです。

○利用者の意向と希望の実現のために根拠ある介護を提供する

介護を必要とする利用者は、自分の望む暮らしを実現するために誰かの手を借りなくてはならなないという状況にあります。

個人の状態や取り巻く環境に合った、専門的な介護を提供することが介護職には求められています。そのためには「ただ頑張って介護をしている」というだけでは通用しないこともあります。

介護の専門知識をもって、根拠のある介護を提供する必要があります。

利用者の意向や希望が何かということを介護職がいつも頭に入れ、そのためにどのよう関わりや介護を提供すべきかをケアプラン上で統一した認識をしておきます。

このケアプランに沿って介護を行っていけばよいので難しいことはありません。

実際に介護を提供するときは、タイミングや心情を考えることで事故なく、利用者の自尊心を傷つけてしまうことを避けられます。

他の職業を経験したからこそできる発想

介護が必要になっていても、利用者もあくまでも私たちを同じように人生を生きている人です。

そういう意味では「介護」という言葉に偏りすぎず、相手が何を望んでいるのか、そのために自分はどうしたらよいのか、ということを考える上で転職してきた人の方が柔軟な発想ができることもあるでしょう。

介護の現場に捉われない目線

介護職になる前に社会経験がある人は、介護が必要な方を「利用者」としての目線以外で見ることができるのが強みです。

例えば、目の前の利用者に対して、

「家族のために留守番をして荷物を受け取るおばあさん」
「お店に来るお客さん」
「宴会場でカラオケを歌う宿泊客」

など、目の前の利用者の向こう側にある人生を読み取る力です。

こうした新たな目線は、介護を必要としている人の心の支えになることでしょう。
飲食業から介護職に転職するということが、決してハードルが高いことではありません。

むしろ、その経験や身についている所作が介護の現場ではメリットとなることが多いのです。

飲食業は、私たちが生きていく上で欠かせない「食」を扱う職業です。そして、サービス業である飲食業は、食べ物を提供することだけが目的ではありません。訪れる人の飲食の目的にふさわしい時間を提供するのです。

それは、喜びの場であったり反対に悲しみの場であることもあります。そのため、味だけではなく、見た目や雰囲気がその場にふさわしいものであることが求められます。

それは、人の気持ちや感情に、そして五感にいかに働きかけるかを考え努力を必要とするものです。それらの多くは、介護職が提供する介護にも共通しているといえます。

転職するか迷い、躊躇している人は、自信をもって介護職を選んでください。
無料転職相談・問い合せ
就職祝い金プレゼント

Contactお問い合わせ

お気軽にお電話もしくは
メールでご連絡ください。
介護士専門のコンサルタントが
無料サポート致します。