1. トップページ > 
  2. 転職お役立ちコラム > 
  3. 訪問介護の悩みとは?ヘルパーが現場で困った時の対処法

訪問介護の悩みとは?ヘルパーが現場で困った時の対処法

訪問介護の悩みとは?ヘルパーが現場で困った時の対処法

訪問介護は、利用者の自宅や入所施設へ直接出向いてサービスを提供する仕事です。

すべての仕事をひとりで担うため、充実感や達成感もありやりがいを感じられる仕事ですが、一方で高いスキルや柔軟な対応力を求められ、ストレスや悩みを抱えてしまうヘルパーも少なくありません。

今回は、訪問介護ならではの悩みや困った例をピックアップし、どのように対処するべきなのか、ケースごとにベストな解決法をお伝えします。

訪問介護のヘルパーの仕事内容とは?

訪問介護(ホームヘルパー)の仕事には、食事・入浴・着替え・排泄などの「身体介助」と、調理・掃除・洗濯・買い物などの「家事援助」のほか、通院などに付き添う「外出介助」があります。

ひと口に「食事介助」や「入浴介助」といっても、利用者の状態によって介助レベルやサービスの進め方が異なるため、ヘルパーは相手の要介護度や生活状況、性格、その日の体調などを考慮して、臨機応変に対応する必要があります。

利用者にとっては、住み慣れた家でサービスを受けられるので、ストレスが少ない点や移動の負担がない点が魅力といえるでしょう。

訪問介護で生じる悩みの特徴

訪問介護の仕事には、施設介護にはない特有の悩みが存在します。
いったいどんな点が悩みや苦労の原因になっているのか、具体的にみていきましょう。

頼れる人がいない

施設介護の場合、職場には常に同僚や先輩がいて困った時はすぐに助けてもらうことができますが、訪問介護では頼れるのは自分しかいません。
何かイレギュラーなことが起きても、よほどのことがない限りはひとりで対応する必要があります。
そのため、介護技術をしっかり身に付けることはもちろん、仕事に対する覚悟や柔軟性が必要になります。

利用者と1対1で接する難しさ

相手と1対1で密に接する訪問介護では、相性の良し悪しが仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼします。
とくに相手の体に直接触れる身体介護では、利用者に嫌われてしまうと介護を拒否されてしまうことも。
このようなことを避けるため、利用者が嫌がること、触れられたくない話題など、ヘルパーは日ごろからアンテナを張りめぐらせ、相手の気持ちを探りながら仕事に取り組むことが大切です。

急なキャンセルがある

利用者が入院したり体調が悪くなったりして、仕事が急にキャンセルになることが多いのも訪問介護の特徴です。
キャンセルになった仕事はお給料が出ないため、担当の利用者が長期入院するようなことがあると、月の収入が大幅にダウンしてしまうことも……。

季節や天候によっては移動が大変

訪問介護では、訪問先の家から家への移動も悩みのひとつ。
車を利用できる場合はまだよいのですが、自転車や徒歩で移動するヘルパーは、真夏の炎天下、大雨、台風の日などは大変な思いをすることになります。
とくに夏季においては、移動中はもちろん入浴介助やエアコンが付いていない部屋でのサービスは要注意。
熱中症を起こさないよう、ヘルパー自身の体調管理にも気をつけなければなりません。

訪問介護の魅力やメリット

上で述べたように、訪問介護には数々の苦労もありますが、それを補うだけの魅力があるのも確かです。
たとえば、施設にくらべて利用者一人一人とじっくり丁寧に向き合えるため、利用者もこちらに心を開いて親しげに接してくれるなど、信頼関係を築きやすい点が挙げられます。
より深く相手のことを理解できたり、相手から信頼してもらえたりすると、仕事へのモチベーションもぐんと上がりますね。

また、1対1の仕事なので、「役に立てている」という実感をより得やすいのも訪問介護ならではの良さでしょう。
相手を支えているという実感や頼りにされる喜びは、ヘルパーとしてのやりがいや充実感につながります。

そして、誰も頼りにできない環境で場数を踏んでいくうちに、介護技術のほか、対応力、判断力など、介護職としてトータルなスキルが底上げされます。
訪問介護で培った経験と技術は、「どんな仕事でもひと通りこなせる」という大きな自信になるでしょう。

訪問介護でよくある悩みと解決法

ここでは、訪問介護の現場で起こりがちな悩みやトラブルについて、その解決法をお伝えしていきます。

自分一人で仕事ができるか不安

新米ヘルパーにとって、訪問先でたったひとりで仕事をすることは不安以外の何物でもないでしょう。
ただ、新人が最初からひとりで訪問先へ出向くことはまずありません。

最初の数回は、先輩ヘルパーやサービス提供責任者などが利用者宅へ同行し、車や自転車を置く場所から仕事の細かいやり方まで、逐一指導してくれるのが通常です。

晴れてひとりで訪問するようになっても、不安な点や迷うことがあれば遠慮なく責任者や先輩ヘルパーへ相談しましょう。利用者の不利益になるようなことは事業所側としても避けたいので、研修をしたり訪問先へふたたび同行したりなど、状況に応じてサポートをしてくれるはずです。

現場でトラブルが発生したら……?

万が一、訪問先でトラブルや困ったことが起きたら、すぐに事業所へ報告をして指示を仰ぎましょう。
ひとりで対処できない場合は、他のヘルパーや責任者が救援に駆け付けてくれます。

相手は高齢者や障害を持った方であり、サービス中に体調が急変したり思わぬハプニングが起きたりすることもめずらしくありません。
いざという時にすぐに事業所へ連絡できるよう、仕事中も常に利用者の様子を注意深く見守るようにしましょう。

体への負担が大きい

職場に限らず介護の仕事は体を酷使する場面が多いですが、とくに訪問介護は大柄な利用者が相手でも自分ひとりで対応しなくてはならないので、無理をしてしまいがちです。
体への負担を軽減するために、ボディメカニクスを活用したり、腰痛ベルトを着用したりして、腰や背中を傷めないようにくれぐれも気を付けましょう。

もしそれでも体力的に厳しい場合、また利用者が介護を拒否したり暴力をふるったりして危険を感じた場合は、早めに事業所の責任者に相談しましょう。
状況によっては、事故に備えて担当ヘルパーを変えたりヘルパー2人体制に変更したりすることもあります。

利用者から「担当を変えて」と言われた 

訪問介護では、利用者からヘルパーに対してクレームが入ることも少なくありません。

もし利用者から「担当を変えてほしい」と言われたら、まずは事業所へその旨を報告し、サービス提供責任者などから本人に理由をたずねてもらいましょう。
その後の対応は、責任者の判断にゆだねることになります。
改善可能な理由であればそのまま担当を継続することもありますが、内容によっては担当ヘルパーが変更になることもあります。

実際のところ、こうしたクレームは多くのヘルパーが経験しています。
理不尽な理由なら気にする必要はありませんし、反省点があれば改善して次に活かせば大丈夫。
気持ちを切り替えて、再び前向きに仕事に取り組んでいきましょう。

ヘルパーができないことを求められる

介護保険の訪問介護サービスは、できることとできないことがはっきり線引きされています。
ところが、利用者にそれが正しく伝わっておらず、たとえば利用者の家族の洗濯や調理、医療行為に当たるサービスなど、ヘルパーができないことを要求されるトラブルも多いです。

これは本来、契約時に利用者にきちんと説明がなされるべきなのですが、説明不足だったり、仕事をしていくうちに境目が曖昧になってしまったりして、現場でトラブルになることがあります。

もしできないことを要求されたら、できない理由を丁寧に説明し、それでも納得してもらえなければ責任者に相談しましょう。
必要があれば、ケアマネジャーなどから利用者へ再度説明をしてもらったり、あるいは自費サービスで受け付けたりして、利用者の理解を得られるよう働きかけることになります。
訪問介護の仕事は、事業所との連携がカギになります。
不安に感じることがあったら、自分だけで判断したり自己流で仕事をしたりせず、すぐに責任者へ相談しましょう。
常に事業所のサポートを得ながら仕事を進めていくことが、訪問介護の悩みやトラブルを避けるポイントとなります。
無料転職相談・問い合せ

Contactお問い合わせ

お気軽にお電話もしくは
メールでご連絡ください。
介護士専門のコンサルタントが
無料サポート致します。